寒くなってくると、恋しくなるのがふんわり温かな布団。気温が下がってきたからと布団を引っ張り出してみると、なんだかにおったりした経験はありませんか?

大きな汚れも無いのに、なぜにおいが付いたりするのか。

どのようにお手入れをしたらいいのか。

自宅での丸洗いと布団クリーニングについて調べてみました。

布団ってどのくらい汚れているの?

敷布団派の方もベッド派の方も、毎日使っている布団。

特に寒い冬は、使用する布団の種類も増えます。

そんな快適な睡眠に欠かせない布団。

みなさんはどのようにお手入れをしていますか?

カバーは定期的に洗って、布団は天日干しや布団乾燥機をかける、というのが一般的なお手入れでしょう。

鼻血がべっとり付いてしまった時やおもらしをしてしまった時には、「丸洗いできたらなあ」と考えるかもしれませんが、そうでなければ日常的なお手入れだけで特に不便は感じません。

しかし実は、布団には思った以上に汚れが溜まっているのです。

人は普通に寝ているだけで、一晩で約200cc(コップ1杯)の汗をかくといわれています。

また、寝ている間には皮脂やフケも布団に付着します。

それらの汚れが、ダニや雑菌の温床となってしまうのです。

ダニの死骸は、様々なアレルギーの原因となるアレルゲン。

最近何となく布団が臭うな、布団をかけるとくしゃみが出る、身体がかゆく感じると思っている方は、一度お布団を洗濯してみると良いかもしれません。

丸洗いすれば、徹底的に布団の中まで綺麗にすることができますよ。

布団を自宅で丸洗い、メリットデメリットは?

最近では、自宅で洗える布団というのも販売されています。

自宅での布団洗濯にチャレンジする人も増えてきました。

その際、最初に必ず見て欲しいのは布団についている洗濯表示です。

その布団自身が、自宅の洗濯に耐えられるものなのかを確認しましょう。

水洗いマークにバツが付いているものは、そもそも水洗いができない布団です。

そういった布団を洗濯してしまうと傷みの原因になるので注意が必要です。

洗濯マークを確認し、いざ布団を洗濯しようという場合の洗濯方法は2つあります。

1つ目は洗濯機での洗濯。布団を入れる前に洗濯機のサイズを確認してください。

5キロくらいの大きさなら、シングルサイズの肌掛けや敷きパッドを洗うことができます。

7から8キロの洗濯機なら、セミダブルの掛け布団や敷きパッド、ダブルサイズの敷きパッドを洗濯できます。

容量以上を入れてしまうと布団の傷みや洗濯機の故障に繋がるので、サイズはきっちり守ってください。

布団を洗濯機に入れるときには、寝具用の大きなネットに入れて洗うようにしましょう。

布団だけで洗濯槽が満杯になってしまうので、洗剤は液体洗剤が向いています。

粉末洗剤ですと、溶け残って上手に洗濯できない場合があります。

脱水まで終わったら、干場でしっかりと干しましょう。

2本の竿に跨がせるように干し、間にも風が通るようにするとよく乾きますよ。

ダブルサイズの掛け布団など、洗濯機に入らないような大きなサイズの布団を洗いたい時にはお風呂場の浴槽を使います。

布団の表面が汚れている場合は、シャワーで流して綺麗にしておきます。

その後、浴槽の半分くらいにぬるま湯を入れて洗剤をよく溶かします。

きれいに洗濯するためにも、洗剤の溶け残りが無いようにしましょう。

準備がすんだら、布団を浴槽の中に入れます。

水に浸けるのはドキドキしますが、思い切って浸けてください。

軽く押し洗いすると汚れた水が出てきます。

あまりに黒く汚れた水が出てくるのでびっくりするかもしれませんが、あまり強い力で洗いすぎると布団を傷める原因となるので優しく押し洗いするのがポイントです。

水を替え2、3回繰り返して洗ってください。

浴槽での洗濯の時、最も苦労するのが脱水です。

洗濯が終わった布団は、浴槽の淵に引っかけて、1時間ほど置いておきます。

これである程度の水を抜いてから干場に持っていくと、ポタポタと水が垂れるのは防げます。

しかし洗濯機の脱水と違い、この方法ではあまり脱水ができません。

お風呂場での布団洗濯にチャレンジするときには、好天が続く日を選ぶことが重要ですね。

このように見ると、自宅での布団洗いは大変だけれど、できないことはなさそうです。

自宅で布団を洗う一番のメリットは、費用が安く済むこと!家族分全員の布団を洗うという、結構な金額の出費を抑えることができます。

また、天気さえよければ汚してしまったその日に洗うことができるのも良い点ですね。

トイレトレーニング中の小さな子供がいる家庭などは、自宅での布団洗い方法を覚えておくと役に立ちそうです。

デメリットは、とにかく手間がかかること。

もともと大きく重い布団ですが、水を含むとさらに重くなるため重労働です。

また、乾燥が不十分だとせっかく洗った布団の中にカビが生えてしまうこともあるので、天気と時間には余裕をもって洗濯をすることが大切です。

布団クリーニングのメリット、デメリット

布団丸洗いの全てを請け負ってくれる、布団クリーニング。

メリットは、自分の手間をかけずに汚れを徹底的に落としてもらえることです。

プロの手で洗濯から乾燥まで行ってもらえるので、安心して任せることができますね。

クリーニングに出した布団は匂いもなくなり、軽くふんわりとして戻ってきます。

定期的にメンテナンスも兼ねてクリーニングに出せば、大切な布団を長持ちさせることができるでしょう。

一方、デメリットは費用がかかることです。また、羽毛布団の場合は、かさが減ったり羽毛が飛び出したりしてくることがあります。

古い布団の場合、ほつれや穴が広がり布団が傷んでしまうこともあるので注意が必要です。

クリーニングに出す前に、カバーを外した布団の状態をよく確認しておいた方が良いですね。

クリーニング業者を選ぼう

実際に布団を出して見ようと思った時、気になるのは値段です。

布団クリーニングの相場はどのくらいなのでしょうか。

敷布団、掛け布団は1枚5000円から7000円が相場のようです。

上下1組で、1万円ほどかかります。「やっぱり高いなあ」と思われる方もいるかもしれませんが、お店によってはセット料金を設けているお店もあります。

そういったものを利用すると、意外と低料金でお願いすることもできますよ。

宅配か持ち込みかによっても金額が変わるので、チェックが必要です。

宅配の場合は、業者が自宅まで引き取りに来てくれ終了後は届けてくれるため手間がかかりません。

持ち込みの場合は布団を運ぶ手間はありますが、宅配に比べると少し安い料金設定のところもあるようなので、自分にあったお店を選んでお願いすると良いでしょう。

洗濯にかかる期間は10日から3週間くらいが一般的です。洋服など一般的なクリーニングに比べて、日数が掛かります。

寒くなってきたのに布団が無い!ということにならないように、余裕を持ったスケジュールでお願いするようにしましょう。

どのくらいの頻度で頼めばいいの?

布団クリーニング専門店がオススメしているのは、2、3年に1回の布団クリーニングです。

一般的な使用状態であれば、1年に1回クリーニングをすれば、清潔に使うことができるでしょう。

しかし、あまり頻繁にクリーニングに出すと布団自体を傷めてしまう可能性があるのも事実。

また、経済的にも家族全員分の布団を毎年クリーニングに出すのは大変かもしれません。

2、3年に1回、衣替えのタイミングでクリーニングに出すのが良いようですね。

今まであまり気にしたことが無かったかもしれない布団の汚れ。

調べてみると、思った以上に汚れている事が分かりました。定期的には丸洗いをするようにしたいですね。

自宅での洗濯も布団クリーニングもそれぞれメリットデメリットがあります。

自分の生活状況にあった方を選び、ふかふかで清潔なお布団での睡眠を手に入れましょう!