37歳の兼業主婦です。

夫と息子の3人暮らし、育児家事のかたわらに、在宅で内職の仕事をさせていただいています。

結婚して10年以上になり、それなりに家事技術も上達いたしましたが、新婚当時はそれはそれはおっちょこちょい…と言うか、無知ゆえの面白トラブル・失敗を繰り返していたものです。

今回はその一つ、夫のスーツ事件を語りたいと思います。

節約のため!スーツを手洗いしてみよう

夫とは結婚当初から貧乏夫婦です(つまり今でも継続中です)。

手の付けられるところは何でも節約にチャレンジしていましたが、洗濯もその一環でした。

夫は学生時代・独身時代と、洗濯はじめ他の家事はお母さん&寮母さん任せ。

洗濯コードの読み方もほとんど知らず、洗濯機の最新機種にばかりこだわるような人でした。

そんな主人を笑うこともできなかった私ですが、新婚1年目の春先に「冬もののスーツ、洗濯どうする?」という話題になりました。

私自身は、職場でスーツを着たことがなく(ラフな服装奨励の所でした)、スーツは入学・卒業時、そして就職活動の際に伸縮性のある化繊スーツを着ていた経験があるだけです。このスーツはとうに捨ててしまっていたのですが、手洗い&洗濯機の軽脱水で難なく洗えていました。

その勢いで「ドライクリーニングは高いし、私が手洗いしちゃおうか?」夫「おお、ありがとう」ということになりました。おしゃれ着用の洗剤を手に「♪ホームクリーニング、エ●ール~~♪」と歌いながらたらいにスーツを入れたのです…。

もちろん手洗いの結果は悲劇に!

そして気軽な心持でごしごしと洗い始めました。さすが男物のスーツ、生地が厚いし重いしこりゃ大変だわー、と思いつつぎっちり絞ってネットに入れ、洗濯機で脱水。

その蓋をあけて、さあ干すぞと意気込んだその私の顔を、異様な香りが直撃しました。

ウールの臭いです。「何だ?」と思いつつネットを開けると、そこにはどう見てもちんまりとコンパクト化し、しわしわになってしまった夫のスーツが入っていました。

それが、伸ばしても伸ばしても元通りのサイズには戻らない…と悟った時、私はあまりの恐ろしさにへたりこんでしまいました。

とりあえず干すだけ干したのですが、スーツはもう前の姿の片鱗すらわからない程に変わり果てています。

要は、ウールのスーツを縮ませてしまったというだけなのですが、うら若き無知な新米主婦の目には、起きていることがSF映画なみの非日常にしか見えませんでした。

帰宅した夫に、土下座せんばかりになって謝りました。

夫は心底悲しそうな顔で、「…やっぱ、ドライクリーニングしなきゃいけなかったんだあ…」とぼやいていました。

もちろん、私はお詫びも兼ねて同様のウールスーツを買うと言ったのですが、「もういいよ。次からは絶対洗濯機OKのにして。」と言われてしまいました。

この一件から私が学んだ事は、「もうドライクリーニングしかできない衣類は買わない」ということです。

そう、素材に注意して洗濯する…のではなく、自分がしたい洗濯(=家での洗濯)に合わないものは購入しない、という方針を決めました。

これ以来、家庭科の教科書でならった洗濯マークを私ももう一度確認し直し、衣類購入時は値段以上に洗濯方法に注目しつつ選んでいます。

とりあえず二度目の失敗は、この10年間で起こっておりません。