毛布を宅配クリーニングに出す頻度はどれくらい?
毛布にはヒトの体から出る汗や皮脂がつきます。
これらはカビの発生原因になったり、ダニの温床になることもあります。
肌荒れや喘息を引き起こすこともあります。
また、毛布が早く傷んでしまう原因にもなります。
しかし、そもそも毛布をどのくらいの頻度で洗うべきか、知らない人が多いでしょう。
実はあまりあまり頻繁に洗う必要はありません。布団などと比べて汚れにくい素材でできているからです。
普段はときどき風に当てるくらいで充分です。
洗濯するのは、シーズンオフに1回だけにしましょう。
そうすれば、来年使う時、また気持ちよく使えます。
オフシーズンにクリーニングに出すようにすれば、必要なときに手元になくて寒い思いをする、というようなこともありません。
逆に毎月洗うようなことをしていると、早く傷んでしまいます。
汚れが目立つ場合などはもちろん洗ったほうがいいでしょうが、そういう場合をのぞいて、基本的には1年に1回と考えておけば大丈夫です。
毛布を宅配クリーニングに出す時の注意点は?
汚すぎるものはダメ
どの業者も、取り扱い不可の布団類を示しています。
こぼしたり吐いたりしたもの、匂いがひどいもの、ペットの毛がついているものなどは、自分で軽く洗っておきましょう。
そうでないと、集荷を拒否されてしまいます。
状態、種類によってはダメ
破れていたり、穴があいていたりするもの、非常に特殊な素材のものなども集荷を拒否されることがあります。
電気毛布などもダメです。もしも布団の種類が分からない場合は、工場でチェックしてくれるのでとりあえず出してみてもよいでしょう。
料金は業者によってかなり違う
往復送料込みなのか、保管料は無料なのか、それとも毎月発生するのか、申し込み後のキャンセルに料金がかかるのかなど、チェックしたほうがいいでしょう。
特に往復の送料や保管料は、よく見ておかないと金額的にけっこうな差になってしまいます。
地域によっても差があります。保管を希望する場合は、最長で何か月保管できるのかもチェックしましょう。
毛布を宅配クリーニングに出すと傷むの?
基本的に、クリーニングに出したせいで痛んでしまう、ということはありません。
布団の種類に合わせた洗い方で、プロが洗っているから当然といえば当然ですね。
しかし、どうしても傷んでしまう場合があります。
例えば、すでに傷んでいる部分がある場合。毛布は丸洗いされますので、その箇所がさらに傷む可能性はあります。
これはプロでも仕方がないと言えます。どうしても傷みの部分を広げたくない場合は、自分で洗ったほうがいいでしょう。
また、色落ちすることもありえます。
毛布を宅配クリーニングに出すメリットは?
自分で洗ったりコインランドリーで洗うより、仕上がりが断然いい
やはりプロの仕事なので、ふわふわになります。
持ってみるとすごく軽い。染み抜きもたいてい無料でやってくれます。
ふわふわの清潔な毛布で寝ると睡眠もよくなるので、日常生活の質が向上することも期待できますね。
除菌、抗菌、防ダニ加工などをしてもらえる
ダニ死亡率99%など、具体的に示している業者もあります。
毛布を干すだけではダニはほとんど死にません。
また、現代人のアレルギーの大きな要因の一つ、ハウスダストも簡単には除去できません。
しかし宅配クリーニングに出せば、大量の水で丸洗いするので、ダニやハウスダストも綺麗に除去されます。
見た目がただ綺麗になっただけでなく、見えないところまで綺麗になっているのです。
もしもアレルギーや肌荒れで困っている人がいたら、その原因は布団にあったのかもしれません。
宅配だから持ち運び不要でらくちん
基本的な流れは、ネットや電話で申し込み→自宅にキットが届く→毛布や布団を詰める→ネットや電話で集荷を依頼。あとは待っているだけです。
自分で車を出してクリーニング屋やコインランドリーまで運ぶ必要はありません。
仕事で忙しくてなかなか時間が作れない人、小さな子供がいる人、お店が近くにない人にはありがたいでしょう。
毛布の点数が多い場合は、特に持ち運びが面倒なので、宅配がオススメです。時間を効率的に使えるのです。
枚数が多いほど得する
複数枚出すと割引されるところがほとんどです。
布団と組み合わせて出すと割引されることもあります。コインランドリーへ持っていって洗うとしたら、枚数が多いほど手間がかかって大変ですが、宅配クリーニングを利用すれば枚数が多いほどお得になるのです。
逆に1枚だけ洗いたい場合などは、割高料金になってしまう可能性があります(特に往復送料がもったいない)。
もしも洗いたい毛布が1枚しかない、というような場合は、ついでに他の寝具も宅配クリーニングに出してしまいましょう。
枕やベビー布団、座布団、こたつ掛けなど、さまざまなものをまとめて出すことができます。
配達時の仕上がり(布団袋か圧縮袋かなど)が選べる
すぐに使いたい場合は、布団袋に入れてもらう。
しばらく使わない場合は、圧縮袋に入れてもらって、配達されたらそのまま収納できます。
最後までらくちんなのです。
24時間365日受付しているところもある
忙しい人でも、思い立ったときにすぐ申し込みすることができます。
一度申し込んでしまえば、あとは待つだけ。
一般的なクリーニング店などは、遅い時間は閉まっていたりしますが、宅配クリーニングなら関係ありません。
なんとなくやらないまま時間が経ってしまう、時期を逃してしまう、なんてことにならないように、早めに行動しましょう。
毛布を宅配クリーニングに出す時の相場や期間は?
料金設定は、「3枚で1万2000円」などのパックが多いです。
布団とセットで出すのがお得です。業者によっては、毛布は2枚出して1枚分としてカウントしているところもあります。
だから毛布だけなら6枚出せて、1枚あたり2000円になる計算です。毛布1枚1500~2000円程度が相場です。
家族が多くて一度にたくさん出す場合は、さらに割安になるところもあります。
1万5000円で袋に詰め放題などもあります。「〇〇円以上で往復送料無料」などもあるので、やはり一度にたくさん出したほうが得になります。
料金は、パックの料金だけでなく、「往復送料が含まれるかどうか」「保管料がかかるかどうか」「申し込み後キャンセル料金は発生するか」「防ダニ加工は別料金かどうか」なども合わせてチェックしましょう。
無料でできる業者もありますし、ある程度の枚数を出せば無料になる場合もあります。
防ダニ加工は1500円~2000円程度の追加料金が必要ですが、出した全部の毛布にやってもらえます。
必要なオプションで、業者を選ぶとよいでしょう。
毛布は宅配クリーニングに出してから、最速10日程度~1か月で返却されます。
時期によって多少異なりますが、実際はだいたい2週間以内で届くようです。
ある業者では、月会費390円(または年会費4680円)でプレミアム会員になることができます。
会員になると通常1万円以上で送料無料のところを、3000円以上で送料無料になります。
またお届け日が最短7日から2日なったり、お得なスタンプカードが作れたり、回数券がもらえたりもします。
毛布を宅配クリーニングで保管は出来るの?
業者によるので、保管が必要な人はチェックしましょう。
「無料で〇か月保管」「月〇円で半年まで保管」などのパターンがあります。
月1000円かかる業者で保管するとしたら、半年で6000円も変わってしまいます。
たいてい温度や湿度の管理された専用スペースで保管してもらえるので、自宅で保管するよりもよいでしょう。