寒い冬は、温かくて重宝するダウンジャケットですが、ダウンジャケットの臭いが気になるという方もいるのではないでしょうか。

ダウンジャケットの臭いと一言で言っても様々な臭いがあります。

購入した時からついている動物特有の臭いや着ているうちに付着してしまう埃やごみ、皮脂の臭いなどたくさんあります。

さらに飲食店やたばこの臭いなどダウンジャケットは多くの臭いが付着してしまいます。

ちょっとついてしまった臭いであれば衣類用消臭剤をスプレーしておくだけで一時的には解消することができますが、根本的な解決ではありません。

臭いが蓄積していくとだんだんダウンジャケットの内部に浸透していき、衣類用消臭剤では対応できなくなってしまいます。

臭い対策が不可欠なダウンジャケットですが、ついてしまった臭いを取り除く方法をご紹介します。

ダウンジャケットの正しい洗濯方法は?

ダウンジャケットはクリーニングに出す人が多いようですが、高級なダウンジャケットや一部のものを除いて、多くのダウンジャケットは自宅で洗濯することができます。

ダウンジャケットの正しい洗濯方法はどのようにしたらいいのでしょうか。

ダウンジャケットはそのまま洗濯機に入れても表面の臭いは取れるものの、中に浸透した臭いまでは取ることができません。

ダウンジャケットの中は羽が入っており、空気を多く含んでいます。

そのためそのまま洗濯機に入れると空気がじゃまをしてダウンジャケットが浮いて、洗浄効果が弱くなります。

ダウンジャケットを洗濯機に入れて手でしっかり空気を抜く必要があります。

水の中でダウンジャケットをぎゅうっと押すと中の空気を抜くことができます。

空気を抜くことでジャケットの内部までしっかり洗剤が行き渡り、洗浄効果が発揮されるのです。

動物の臭いがするダウンジャケットや着ている人の皮脂などの臭いの場合、脂の酸化による臭いや雑菌の繁殖などが原因しています。

そのため水洗いするよりも30~40度くらいのぬるま湯で洗う必要があります。

ぬるま湯で脂を溶かし、洗剤で汚れを落とします。

また洗剤はタオルやシャツ用の通常の衣類用洗剤ではなく、ウール用洗剤やおしゃれ着洗い用のものを使うようにして下さい。

ぬるま湯と洗剤を入れた洗濯槽の中に、洗濯ネットに入れたダウンジャケットを入れて、手で空気をしっかり抜きます。

手で押し洗いを何度か行い、1時間ほど漬け置きします。

その後、再び押し洗いを行い、後は洗濯機の手洗いコースで洗濯します。

洗濯した後、濡れたダウンジャケットに雑菌がつくと生乾きの嫌なにおいの元となりますので、干すときは外や扇風機やサーキュレーターの風をあてる、暖房の効いた部屋に干す、洗濯物同志が重ならないように干すなどして早く乾くようにしましょう。

それでも臭いが取れない時は、衣類用漂白剤を薄めに入れたぬるま湯に漬け置きすると消臭効果がアップします。

先ほどよりも少し熱めの40~45度のぬるま湯に1時間ほど浸します。

衣類用漂白剤でのつけおきは、洗剤での漬け置きよりも効果があるものの色の濃いダウンジャケットによっては色落ちしてしまう可能性があります。

そのため抵抗があるという場合は、重曹とクエン酸での漬け置きをおすすめします。

衣類用漂白剤のような汚れを漂白する作用はありませんが、付着した脂汚れや臭いを浮き上がらせて取り除くという効果があります。

寒い時の漬け置きはすぐ温度が下がってしまうため、途中で少し熱めのお湯を追加しておくと洗浄効果を高めることができます。

ダウンジャケットのニオイを洗濯以外で取る方法は?

ダウンジャケットの洗濯表示が洗濯不可となっていたり、お気に入りのダウンジャケットの場合、洗濯機で洗うのはちょっと不安という方もいるでしょう。

洗濯機で洗うよりも臭いを取る効果は薄れるものの方法はあります。

衣類用消臭剤をスプレーし、天日干しします。

晴れた日に直射日光が当たらない比較的日当たりのいい場所に数時間干しておくだけでも臭いがだいぶ軽減されます。

時間がない時は、衣類用消臭剤をスプレーした後、少し離れたところからドライヤーの熱と風をあてると効果があります。

近すぎるとダウンジャケットが縮んでしまったり溶けてしまったりするので、離してあてるのがポイントです。

急いでいる時や天気が悪い時にはおすすめの方法です。

外出先で臭いがついてしまった時は、水で軽く濡らしてタオルやティッシュなどで抑えて臭いをふき取る方法もあります。

ダウンジャケットのクリーニング代の相場と日数は?

ダウンジャケットを洗濯するのは不安、自分で洗濯するのは面倒という人は、クリーニングに出しましょう。

ダウンジャケットのクリーニング代は通常2,000円~3,000円ほどが相場です。

極端に値段の安いクリーニング屋さんがありますが、そこでダウンジャケットの臭いを取るのはなかなか難しいでしょう。

安い所には安い理由があります。

表面についている軽めの臭いであれば問題なく取り除くことが可能ですが、ダウンジャケットの内部から臭う臭いについてはほとんど取り除くことができません。

各クリーニング店によって異なりますが、フードは別料金、ふわふわの毛は別料金など、ダウンジャケット本体から取り外しができるものは別料金を取るクリーニング屋さんもあります。

そういうお店に頼んだ場合、合計で1着4,000~5,000円ほどと高額になることもあります。

またダウンジャケットにしみがついていたら、シミ取り料金でさらに料金がかかってしまいます。

それだけかかるとなるとワンシーズンに何回もというわけにはいかないでしょう。

クリーニングにかかる日数は早い所だと2,3日で仕上がりますが、混んでいたり時間がかかるところだと1週間ほどかかってしまいます。

通常のクリーニングにシミ取りをプラスするとさらに時間が1,2日かかるのが一般的です。

お急ぎで別料金を支払えば最短日数で仕上げてくれるサービスを行っているお店もあります。

ダウンジャケットは自分で洗うのとクリーニングに出すのはどっちがいいの?

ダウンジャケットをクリーニングに出すと手間がかからず便利ですが、クリーニングに出すとけっこうな出費となってしまいます。

また日数もかかってしまうため、クリーニングに出している期間着られないというデメリットが生じます。

なるべく出費を抑えたいところですが、高級なダウンジャケットやお気に入りのダウンジャケットの場合はクリーニングに出した方が安心と言えるかもしれません。

自宅で洗濯できますが、色落ちや破れ、型崩れ時を考えると不安になってしまいます。

そういった観点ではクリーニングに出すことで品質という安心感を得ているともいえるでしょう。

しかし普通に着ているダウンジャケットは、自宅で洗濯することで臭いや汚れを取ることが可能です。

ついた臭いを長期間そのままにしておくことで臭いや汚れがどんどん取れにくくなってしまいます。

そのためダウンジャケットはこまめに洗濯しておくとクリーニングへ出す機会がぐっと減ります。

普段は自宅で洗濯をして、ワインのシミや揚げ物の油、ボールペンなどが付着して、自分ではどうしても取り除けないという時にだけ、フードや毛を外してダウンジャケット本体のみ、シミ取りをお願いするというようにするとお金の節約にもつながります。