日本の布団の丸洗いは「年に1回」、シーツは「週に1回」という人が多いです。

ところが日本は、布団の丸洗いやシーツを洗う頻度が少ないと言われることがあります。

布団の丸洗いやシーツを洗う頻度は、どれ位が適切なのでしょうか。

布団の洗濯頻度はどれ位?

布団の洗濯頻度は、定期的に洗う人と、全く洗わない人に分かれます。

定期的に洗う人は、半年から1年に1回くらいの頻度で、布団専門のクリーニング業者に依頼しています。

厚生労働省では、半年に1回以上、布団を丸洗いすることを推奨しています。

旅館やホテルなど、布団を使う宿泊業者を対象に、「旅館業における衛生等管理要領」を定めているのです。

「旅館業における衛生等管理要領」には、「布団、枕は6か月に一回以上、汚れを除去するために丸洗いを行うことが望ましい」と記載されています。

一般家庭でも、旅館業でも、布団は毎日使い続けます。

厚生労働省が推奨する「半年に1回以上」は、おすすめの目安です。

全く布団を洗わない人がいる理由は?

全く布団を洗わなかったり、数年に一回しか布団を洗わない人もいます。

布団の丸洗いは、布団専門のクリーニング業者に依頼しなければなりません。

布団のクリーニングは、数日から数週間かかるので、その間に使う代わりの布団も必要です。

何枚かまとめて頼むと、料金を値引きしてくれることがありますが、1~2枚では高額になることがあります。

自分の都合に合う布団クリーニング業者を見つけないと、布団の丸洗いは難しいのです。

ネット注文の宅配布団クリーニングサービスが便利

最近は、ネットで注文できる布団の宅配クリーニングサービスが便利になりました。

何枚かまとめてクリーニングに出すと、布団クリーニングとは思えない格安料金になることがあります。

汚れた布団の発送も、クリーニングを終えた布団の回収も、すべて宅配なので手間がかかりません。

すぐには使わない布団を、一時的に預かってくれるサービスもあります。

布団カバーの洗濯頻度はどれ位?

布団カバーの洗濯頻度の調査を行うと、「週に一回の頻度で洗濯する」という回答が多く寄せられます。

例えばセシールの調査では、約40%の人が「週に1回」と回答しました。

それについで多かったのが、「月に2~3回」という回答で、約27%になります。

布団カバーは毎日使うので、衣類のように毎日洗うのが理想ですが、実際にはそうもいきません。

「毎日洗濯する」という回答は0.4%、「月に2~3回」の回答は9.7%でした。

布団カバーをクリーニング店に出すことができる

布団カバーを干す場所がなくて困っている時、クリーニング店に依頼する方法があります。

「布団カバーのクリーニングは料金が高い」と思い込みがちですが、そうでもありません。

クリーニングの料金は、お店によって違います。
ワイシャツが安かったり、冬物が安かったり、お店の種類や所在地によって、金額に差がつくのです。

「クリーニングは高いに決まっている」とノーチェックですませてしまうと、もったいないかもしれません。

シーツの洗濯頻度はどれ位?

シーツの洗濯頻度は、約40%の人が「週に1回以上」と回答しています。

アメリカの団体が、日本を含めた複数の国を対象に、シーツの交換頻度の調査を行ったことがあります。

日本のシーツ交換の頻度は、「週に1回」が約29%、「週に1回以上」が約11%でした。

同じ調査をアメリカ・カナダ・ドイツで行ったところ、「週に1回以上」が60%以上でした。

メキシコは80%以上です。

日本と海外で、シーツの洗濯頻度が違う?

日本と海外では、シーツの洗濯頻度が違いますし、洗濯の手順も違います。

海外の洗濯は、お湯を使って洗濯機で洗濯したあと、乾燥機で仕上げます。

日本では、洗濯したシーツを屋外に広げて、天日干しで乾かします。

乾燥機で乾かすより広いスペースが必要だし、干すだけでも重労働です。

日本のシーツの洗濯頻度が低めなのは、海外とは気候や洗濯のやり方が違うためと考えられています。

洗濯しないどどんなデメリットがあるの?

洗濯しないと、就寝中に身体から出た汚れを、すべて布団やシーツに吸わせることになります。

就寝中に布団やシーツにつく汚れは、就寝中の寝汗、髪や角質などです。

ダニやホコリのように、寝ている人間と関係なく、外部の環境から入りこむ汚れもあります。

就寝中の寝汗

人間は、一晩に200ml以上の汗をかいていると言われます。

1年あたり、70リットル以上の汗を、布団に吸わせていることになります。

「汗は乾かせばよい」と考えがちですが、雑菌の繁殖の原因になります。

半年から1年に1回の丸洗いがおすすめです。

髪やフケ、肌の角質

人間の髪や肌の細胞は、新陳代謝で常に生まれ変わっています。

成長を終えた髪や、古くなった肌の角質(アカ)は、自然にはがれて、枕やシーツについています。

一日にはがれる髪やアカは微量ですが、シーツにつけたまま洗い落とさないと、汚れが固まったり、雑菌の繁殖の原因になります。

ダニ

ダニは温かい場所や湿気を好むため、布団で繁殖しやすい生き物です。

クリーニングしないの布団には、ダニが数百万匹いるという説もあります。

空気中の花粉・ホコリ

空気中を漂っていた花粉やホコリが、寝ている間に上から落ちてきて、布団やシーツにたまっていきます。

布団やシーツは、就寝している6~8時間の間、水平に広げたままで使います。

布団の中で寝ている人は、寝返りをうつ以外、ほとんど身体を動かしません。

長い期間、洗濯しないシーツがザラザラしてくるのは、花粉やホコリをすっているためです。

布団のおすすめの洗濯方法は?

布団のおすすめの洗濯方法は、ネット注文できる宅配布団クリーニングサービスです。

スマホやパソコンで予約するだけで、家に布団を取りに来てくれます。

クリーニングを終えた布団も、好きな日時に受け取ることができます。

布団の素材によっては、まるごと水洗いしてくれるので、新しい布団を買ったように気持ちの良い仕上がりになります。

業者によって料金やサービスが違うので、自分の都合に合ったクリーニングサービスを見つけやすいというメリットもあります。

宅配布団クリーニングサービス以外の洗濯方法はある?

布団の洗濯方法には、家で洗う・コインランドリーで洗う方法もあります。

水洗いできる素材の布団で、家の洗濯機に入るサイズなら、自分の好きな日に布団のクリーニングができます。

手洗い表示つきの素材でも、浴室の浴槽を使って、踏み洗いが可能です。

布団用の洗濯洗剤は、自分の好きなものが使えます。水に溶けやすい中性のおしゃれ着用がおすすめです。

コインランドリーにも、布団専用の洗濯機を置いているお店が増えています。

24kgなど、大型サイズの洗濯機が置いてあったり、羽毛布団を洗える洗濯機もあります。

布団が入る大型乾燥機も設置されているので、洗濯した布団を干すスペースの心配はありません。

1~2時間あれば、中までしっかり乾かすことができます。

布団の丸洗いや、布団カバー・シーツの洗濯は、洗濯の頻度が少なくなりがちです。

サイズが大きくて洗いにくいし、洗濯後の乾燥スペースの確保も大変。

寝具の洗濯は、自宅洗い・コインランドリー洗い・布団専用クリーニング店を使い分けると便利です。

今すぐ洗いたい時は自宅洗い、丸ごとしっかり洗いたい時はクリーニング店など、いろいろな選択肢があります。

寝具の洗濯方法を使い分けて、布団や布団カバー・シーツの洗濯頻度を上げてください。